身を守る
フィリピンは敬虔なクリスチャンが人口の9割を占める国で、『汝盗むなかれ、殺すなかれ、姦淫するなかれ』との聖書の教えが毎日曜日の礼拝で繰り返されています。皆さんが触れ合う多くのフィリピン人は、家族や友人をとても大切にする、愛すべき隣人です。
ただ、どの国でも悪人はいます。日本でも「知らない人についていかない」「夜道は一人で歩かない」「おいしい話には注意する」など、子どもの頃から当たり前に教えられる常識がありますが、フィリピンでもこれは当然当てはまります。旅先ではついつい開放的な気持ちになりがちですが、日本の生活常識は忘れないようにしましょう。
また、日本人は無意識の内に金品を見せびらかせたり(例:財布の中の現金を人前で数える)、フィリピン人を侮辱したり(例:フィリピン人を人前で叱る)など、習慣の違いから、知らないうちに問題を呼び込むことも多々あります。以下のことに注意して、フィリピン滞在を楽しみましょう。
■フィリピンの犯罪の特徴
- フィリピンの犯罪は、犯罪者が必ず相応の凶器を所持し、常に使用する恐れがあり、危険が多いと言えます。それは、犯罪者の犯罪の成否に自分と家族の生活がかかっていることが多く、しかも万引きであろうと強盗であろうと警察官や警備員、場合によっては被害者からの銃器による反撃で自らの生命を危険にさらすことからきていると言われています。
- フィリピンでは、一般市民でも、警察に登録し許可を取得することにより、合法的に銃を所持・携帯することができます。そのため、銃器が相当に普及しており、単なる物盗りまでもが銃器を使用して犯罪に及ぶケースが多発し、夜間はもちろん、人通りの多い昼間の市街地で被害に遭う例もあります。
- フィリピンでは、身代金目的の外国人を狙った誘拐事件が発生することがあります。誘拐は、無差別的な犯行とは異なり、その多くは計画的なものです。目立つ服装や行動を慎み、口論や争いを避けるよう常に言動にも注意しましょう。また、パターン化した行動を避ける等により、誘拐の対象とならないよう心がけることが大切です。
■防犯対策
【一般】
- 犯罪を誘発する環境を作らない。
例えば、支払いの際に財布の中身が見えるような方法で現金を取り出したり、雑踏の中で必要もないのに高価なカメラや貴重品を持ち歩くことは避けましょう。また、空港や市内両替所で多額の両替・換金は避けたほうが良いでしょう。 - 自分の身は自分で守るという心構えを絶えず持ち、油断をしない。
例えば、見知らぬ人に声をかかられても(例え日本語であっても)、これに応じないようにしましょう。また、知り合ったばかりの人の家に行ったり、泊まったり、不必要な大金は持ち歩くことは避けましょう。 - 生命と身体の安全を最優先する。被害に遭った場合は、絶対に抵抗しない。
万一に備え、海外旅行傷害保険に加入しておく。
【外出時】
- ハンドバッグは車道側の肩にかけるのは控えましょう。
- 人混みを歩くときは、ハンドバッグに手をかけておきましょう。
- 荷物から目を離さないようにしましょう。
- ズボンの後ろポケットに財布を入れないようにしましょう。
- むやみに人前で財布を取り出さないようにしましょう。
- 路上の一人歩き(特に夜間や人通りの少ないところ)は極力避けましょう。
- 夜間に移動する際は、自家用車か信頼のできるホテル等のタクシーを利用するようにしましょう。
【空港で】
- 深夜便による入国は極力避けましょう。
- 空港出迎えの際は、待ち合わせ場所や出迎え者の名前等を事前に打ち合わせ、出迎え者の身分証明書の提示を求める等確実な方法で相手の身分事項の確認を行いましょう。また、空港出迎えの際のネームプレートには漢字の名前だけ書いて、社名や肩書きは書かない(不特定多数に対して身分を明らかにしない)等の工夫をこころがけましょう。
【住居にて】
- 使用人の口を通じて外部に情報が漏れる可能性があるので十分注意しましょう。 家に高価なもの(現金、貴金属、宝石等)があることを使用人に悟らせないようにしましょう。善意 悪意にかかわらず使用人等を通じて、その家の資産状況が外部に伝わる可能性があります。
- 家屋の外周、クーラー取付口、窓のグリル及びドアの施錠を定期的に点検しましょう。
- 住居における犯罪には、警備員、使用人がかかわっているケースがあるので、普段から、これらの者への注意を怠らないようにしましょう。
【移動と車】
- フィリピンの交通ルールは日本と異なります。フィリピンでの運転に不安のある方は、ドライバーを雇い、自分では運転しないようにしましょう。
- 「常に安全運転」をドライバーに指導するようにこころがけましょう。
- 加害、被害事故及び物損、人身事故等双方に対応出来る保険に加入しましょう。
上記は、あくまで防犯対策の一部でしかありません。フィリピンで「安全・安心・快適」な生活を送るためには、ご自身が日ごろから、防犯を心がけ、十分行動に注意し、責任を持ち、犯罪に巻き込まれないようにすることが重要です。上記を参考にしていただき、快適フィリピンライフを送りましょう。
■お助けサイト
*在フィリピン日本国大使館・在マニラ日本国総領事館
*外務省 海外安全ホームページ
*フィリピン国家警察 (philippine national police)
| 空港警察 | 891-7630 |
| パサイ警察署 | 831-6869 |
| マカティ警察署 | 818-4851 |
| 在フィリピン日本国大使館 | 551-6710 |
| 警察緊急援護 | 117(メトロマニラ全域) |
| 南部警察交通課 | |
| マカティ市 | 899-9007/899-9014/899-9015 |
| パサイ市 | 831-6486 |
| パラニャーケ市 | 833-2769、826-8121 |
| ラスピニャス市 | 872-4047 |
| モンテンルパ市(アラバン) | 862-2611 |
| タギグ市 | 642-2062 |
| 西部警察交通課 | |
| マニラ市 | 527-3065・3087・3088 |
| 東部警察交通課 | |
| マンダルーヨン市 | 532-2436、532-2426 |
| パシグ市 | 631-3301、641-0436 |
| マリキナ市 | 646-1633 |
| サン・ファン市 | 724-5813 |
| 中央警察交通課 | |
| カローカン市 | 366-9454、287-3362 |
| マラボン町 | 281-9999、281-0882 |
| 病院 | |
| Makati Medical Center | 815-9911(マカティ市) |
| Manila Doctor's Hospital | 524-3011(マニラ市) |
| Asian Hospital & Medical Center | 771-9000(モンテンルパ市) |
| St. Lukes Medical Center | 723-0301(ケソン市) |
■セブ
| セブ出張駐在官事務所 | 032-231-7321・(032)231-7322 |
| 救急車 | |
| セブ市 | 032-233-9300 |
| ホットライン | 161 |
| ラプラプ市 | 032-340-2994/3141 |
| 消防署 | |
| ホットライン | 160 |
| セブ市消防署 | 032-256-0542/0543 |
| 比中消防隊 | 032-254-0200/0030 |
| 警察/湾岸警備隊/海軍 | |
| フィリピン国家警察第7管区本部 | 032-415-9894 |
| Cebu City Mobile Patrol Group | 032-233-2178 |
| ホットライン | 166 |
| 病院 | |
| セブ・ドクターズ総合病院 | 032-255-5555 |
| チョン・ホア総合病院 | 032-254-1461/1481 |
| パーペ・チュアル・スコール総合病院 | 032-233-8620、233-9088 |
| ラプラプ市地域病院 | 032-340-0248 |
| マクタン・コミュニティ病院 | 032-341-0000 |
■ダバオ
| ダバオ出張駐在官事務所 | 551-6710 |
| 警察署 | |
| 南部警察交通課 | |
| ダバオ中央通信緊急センター | 911(日本の110番) |
| オペレーションセンター | 166 |
| 第11管区国家警察本部 | 082-235-2570 |
| 交通 | |
| 交通管理事務所(市役所内) | 082-221-6046 |
| 国家警察高速道路監視パトロール事務所 | 082-296-0771 |
| 病院 | |
| ダバオ医療センター | 082-227-2731/226-4017 |
| サンペドロ病院 | 082-221-2101/0976 |
| ブロクンシャー病院 | 082-221-2731/4950/4962 |
| メディカル・ミッション・グループ診療所 | 082-226-4265/4416/2213 |




